非常用・防災用トイレのさわやかトイレ
断水でも安心の画期的な非常用トイレ
爽やかな木の香りの天然成分で固めて消臭
災害は、いつ何時襲いかかるかわかりません。その時のために、非常用のトイレを備えましょう。
さわやかトイレは、間伐材を主原料とした非常用トイレ凝固剤です。
災害時や断水などで水道が使用できない状況下でも、快適にトイレを利用することができます。
ラベンダーアロマオイルを配合した爽やかな木の香りの天然植物粒子が、いやなにおいを強力に消臭。抗菌性にも優れています。
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第三者機関※によって3項目にわたる安全性評価試験を実施し安全性が証明されました。 詳細
※(株)生活科学研究所による評価 |
さわやかトイレのリーフレット(PDF形式)をご覧いただけます。保存する場合は、サムネイルを右クリックして対象を保存して下さい。 | |
経口毒性試験の実施 |
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使用方法
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試験結果の詳細情報
以下の試験結果は、「さわやかトイレ」に関して第三者機関等によって実施された各種検査試験結果の概要を抜粋したものです。
試験項目・実施機関
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実施機関
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消臭試験
- 目的
密閉容器内の悪臭成分ガスに対する「さわやかトイレ」凝固剤(消臭剤・抗菌剤配合タイプ)の消臭効果を、定量的に評価する。
- 試験期間
平成24年3月16日~平成24年4月27日
(0時間・1時間・24時間・1週間・4週間の5時点) - 試験方法
包装資材(ポリスチレン製サンプルバッグ)に被験剤(さわやかトイレ凝固剤 ※)と無臭空気を充満させた。この中に、臭気ガスを成分ごと個別に注入し、一定時間経過後の内部の臭気濃度を、ガス検知管を用いて測定した。
※本試験は凝固剤30gで行っております。 - 臭気測定方法:ガス検知管による臭気濃度測定
包装試料中の臭気濃度を(株)ガステック製の検知管にて測定した。
本測定条件下での各検知管の仕様は以下の通り。
(a) アンモニア:No.3L 下限0.5 ppm
(b) 硫化水素:No.4LT 下限0.1 ppm
(c) 酢酸:No.81L 下限0.25 ppm
(d) メチルメルカプタン:No.71 下限0.25 ppm
(e) アミン類:No.180L 下限0.5 ppm - 試験結果
試験結果を図(a)~(e)に示す。
試験開始時(臭気ガス投入時)には(a)アンモニア 50 ppm、(b)硫化水素 15 ppm、(c)酢酸 30 ppm、(d)メチルメルカプタン 5 ppm、(e)アミン類 25 ppmであったものが、試験開始1時間後においてはいずれの臭気成分についても検知下限以下となった。
その後も、測定終了時点に至るまで検知下限以下のまま推移した。 - 考察
試験の結果、凝固剤を封入した空間に悪臭成分ガスを個別に注入した場合、注入後1時間以内で内部の悪臭成分ガス濃度は、ガス検知管では検出されない濃度までに減少することが確認された。
抗菌試験
- 目的
「さわやかトイレ」凝固剤(消臭剤・抗菌剤配合タイプ)の抗菌効果を定量的に評価する。
- 試験期間
平成24年3月16日~平成24年4月27日
(0時間・24時間・2週間・4週間の4時点) - 試料
試験区:凝固剤
対照区:木屑 - 試験菌
(a) 大腸菌(ATCC11775)
(b) 緑膿菌(KK-1001)
(c) 黄色ブドウ球菌(ATCC6538) - 試験方法
(1) 試験区および対照区に用いる試料をそれぞれ2g秤量し、1/500NB培地115mLを加え、良く攪拌したものをそれぞれ試験試料及び対照試料とした。
(2)試験試料・対照試料それぞれを10g秤量してストマッカー袋に入れ、試験菌を懸濁させた試験菌液(約10の8乗個/mL)を菌種毎にそれぞれ0.1mL添加した後、良く混合して35℃で24時間、2週間及び4週間保存した。試験試料及び対照試料中の各菌数について測定した。 - 微生物検査方法:試料中の細菌数測定 試料10gにSCDLP培地90mLの割合で加えて適時希釈し、標準寒天培地で培養した。培養は、好気条件で、35℃、24~48時間行い、培養後に発育した集落を計数して当該菌数とした。
- 試験結果
試験結果を図(a)~(c)に示す。
試験開始時には(a)大腸菌、(b)緑膿菌、(c)黄色ブドウ球菌とも多数の生存菌数がみられたが、試験開始1日後にはいずれの菌株においても検出限界10 cfu/g 以下(1gあたり10個以下)となった。 - 考察
試験の結果、対照区では試験期間を通して試料中の菌数濃度は増殖後の自然減退と思われる以上の減少はみられなかったが(試験開始1日後と4週間後との比較:大腸菌71%減少、緑膿菌57%減少、黄色ブドウ球菌51%減少)、試験区では菌数が1日後において顕著な現象がみられた。このことから当該試料には十分な抗菌効果があるものと判定された。
安全性試験
急性経口毒性試験
- 試験名称
ラットにおける急性経口毒性試験
(2,000mg/kg 1用量) - 目的 「さわやかトイレ」凝固剤(消臭剤・抗菌剤配合タイプ)の毒性を定量期に評価する。
- 概要 「さわやかトイレ」凝固剤を雌ラット5匹に2,000mg/kgの1用量を単回経口投与し、投与後14日間にわたり一般状態を観察して、その毒性の有無を調べた。その結果、死亡例はみられなかった。体重変化については、いずれの個体も増加を示した。観察期間終了時の剖検所見では、全例に異常所見はみられなかった。
- 適用規制
経済協力開発機構(OECD)毒性試験ガイドライン420: 化学物質の試験に関するガイドライン・急性経口毒性試験 - 固定用量法 (OECD 420)[1]
[1] OECD Guidelines for the Testing of Chemicals, 2001. OECD 420. Acute Oral Toxicity -- Fixed Dose Procedure. Organisation for Economic Cooperation and Development,Paris. - 試験期間
平成23年12月16日~平成24年1月23日
(観察期間:平成23年12月27日~平成24年1月10日) - 結論
「さわやかトイレ」凝固剤の雌ラットにおいて、2,000 mg/kgを経口投与した結果、死亡例は認められなかった。観察期間を通じて異常所見はみられず、順調な体重増加推移を示した。剖検所見全例に異常は認められなかった。
これらの結果により、雌ラットに「さわやかトイレ」凝固剤の2,000 mg/kgを経口投与した場合、以後の健康状態に影響しないことが明らかとなった。
- 試験名称 ヒト皮膚一次刺激性試験(ヒトパッチテスト)
- 目的 「さわやかトイレ」凝固剤(消臭剤・抗菌剤配合タイプ)のヒト皮膚に対する刺激性の有無を確認する
- 概要 「さわやかトイレ」凝固剤について、ヒト皮膚一次刺激性試験を実施した結果、ヒト皮膚に対し無刺激性であり、香粧品の皮膚刺激指数による分類によって「安全品」と分類されることが確認された。
- 試験方法
健康なヒト20名(男:7名、女:13名)を被験者として、被験物質「さわやかトイレ」凝固剤をパッチテスト用絆創膏円形布地部に貼付し、上腕部内側に接触させた。
また対照物質として生理食塩液0.1mLをパッチテスト用絆創膏円形布地部に滴下し、被験物質に並列して同皮膚面に接触させた。
接触24時間後に絆創膏を除去し、除去1時間後及び24時間後に被験物質接触部位及び対照物質接触部位の皮膚症状を肉眼的に観察、評価を行った。 - 試験期間
平成24年2月6日~平成24年2月15日
(実施期間:平成24年2月8日~平成24年2月10日) - 結果
絆創膏除去後において、被験物質・対照物質ともに被験者20名全員に一次刺激性は認められず、皮膚刺激指数は0.0であった。
- 結論 「さわやかトイレ」凝固剤について、ヒト皮膚に対する24時間のクローズドパッチテストを実施した。「さわやかトイレ」凝固剤は、ヒト皮膚に対し無刺激性であり、香粧品の皮膚刺激指数による分類によって「安全品」と分類された。
- 試験名称 ウサギにおける膣粘膜刺激性試験
- 目的 被験物質をウサギの膣に5日間連続投与して刺激性の有無を調べる。
- 適用規制 ISO: 10993-10: 医療用具の生物学的評価 第10部 「炎症および遅効性過敏症のための試験」(2002第2版)および『新しい皮膚と生理と安全性―接触化学物質の毒性評価』(高瀬吉雄, 清至書院,1983年)を参考にした。
- 概要 ウサギの膣に被験物質0.1 g をカプセルに入れ5日間連続投与した結果、一般状態に異常はみられず、体重も対照群とほぼ同様の増加がみられた。粘膜反応の観察においても刺激症状は観察されなかった。剖検、病理組織学的検査においては、被験群と対照群との間に顕著な差異は認められなかった。 以上より、「さわやかトイレ」凝固剤は「無刺激性」と判定された。
- 試験期間
平成23年12月21日~平成24年2月28日
(投与・観察期間: 平成24年1月2日~平成23年1月7日)
(病理組織学的検査: 平成24年1月7日~平成23年2月21日) - 結果
観察期間を通じて全例に異常はみられなかった。全例の体重は1例を除きいずれも増加した。
全例に紅斑・浮腫および分泌物などの肉眼的所見は認められず、Draize法に従って観察したところすべて0の評点となった。
膣尾部(膣開口部の近位部)においては全例、膣中央部においては対照群1例および被験物質群2例に軽微な充血がみられた。子宮頚管部・卵管および卵巣には以上がみられなかった。
対照群全例および被験物質群全例において、子宮頚管部・膣中央部・膣尾部の上皮下組織に軽微な浸潤が見られた。 ISO: 10993-10による数値格付けで極小(25未満)と判定された。
病理所見による数値格付けを被験物質群の平均から対照群の平均を減算すると、各臓器の炎症指数はすべて0となった。また、等級においても全ての組織(臓器)において等級0となった。 - 結論 ウサギの膣に「さわやかトイレ」凝固剤を0.1 g をカプセルに入れ5日間連続投与した結果、一般状態に異常はみられず、「さわやかトイレ」凝固剤は「無刺激性」と判定された。
お問い合わせ
本報告書に関するお問い合わせは、各試験実施機関ではなく、当社宛にお寄せ下さい。